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国際ジャーナルと取材 食糧危機

報道ニッポン1月号に“食糧危機”の記事を見つけた。
日本でも食糧自給率の低下が叫ばれて久しいが、世界規模で見た場合の状況はさらに深刻だ。

要因の一つとしてしばしば取り上げられるのが人口爆発で、現在69億と言われる人口は、一説によると2025年には141億人になるとういう。農業技術の向上で生産効率が上がったとしても、大地が増える訳ではなく食糧生産の増加には限度があるから、このままのペースで人口が増えて行けば食糧が足りなくなるのはこれだけでも目
に見えている。
さらに、人間は植物だけを食すわけではなく、家畜を育てて食べる事もするので、家畜を育てるための穀物などの分量を考えると更に食糧には余裕がなくなるし、水資資源の問題もある。
では、食糧が不足した場合に起きうることを想定すると、食糧生産率の高い国と低い国とのパワーバランスの歪みが考えられる。規模を小さくして同じ事が各国内でも起きるだろう。そして、限られた資源を巡っての抗争・・・と先行きは不安でいっぱいだ。

さて、このような想定事項がありながら我が国内では、減反政策や値崩れを防ぐ為の農作物の廃棄処分、そして生産者の高齢化による耕作放棄地の増加など、第一産業の規模縮小が続いている。全くおかしな話だ。
農業の深刻な後継者不足は、十分な経済保障や、社会的地位の確立をしてこなかった国策の怠慢であると感じている。第一産業は、国家の生命活動を支える最も誇り高い仕事なのだから、国を挙げて守っていかなければならないのだ。


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